ハサミ ✂︎✂︎✂︎
今回は、私の身の回りにあるひとつの物についてフォーカスしてみました。
ハサミ。それは私たちの生活の中で欠かせない物であり、小さな頃から使っていた馴染みある物です。しかしながら、そんなハサミについて深く考えたり、知ろうとしたことはありませんでした。
ハサミは基本的に物を切る時に使いますが、2枚の刃が噛み合い、きちんと対になっていなければ使うことが出来ません。逆に噛み合ってさえいれば、たとえ刃の部分が安全性の高いプラスチック製であったり、先端が丸くなってたりしても問題なく切ることが出来ます。こうしてハサミについて考え始め、そのギャップに気づいた時、私はとても尊さを感じ俄然興味が湧いてきました。
ハサミの刃の大きさや形、デザインは全て用途によって変わります。
糸を切ったり、紙を切ったり、髪を切ったり、布を切ったり、植物を切ったり、、、左利き用であったり。ハサミのデザインを変えることで様々な物を切ることが出来ます。
こんな風に使い分けることが当たり前になったのは、それが便利であるからだと思います。以前までは今のように指を通す穴が無かったかも知れないし、手で千切っていたかも知れません。しかしその物がより良くなれば多くの人が使うようになり、多くの人が使えばその物はもっと良くなろうと進化していくと思います。様々な分野があるとは思いますが、それがデザインという仕事であると私は思います。
ハサミを通し、デザインという仕事は人の生活を少し豊にする仕事であると感じました。
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